制作

アトリエ

アトリエを契約しました!

ドイツに来てから一番にしたことはアトリエ探し。地元のケルンっ子のアーティストにとっても難しいアトリエ探しですが、動き始めてから5ヶ月、なんとか予算内で希望の広さのアトリエに出会う事ができました。

*ケルン市のアトリエの公募に申し込む
*誰かと知り合うたびにアトリエを探していると言い続ける
*画材屋さんの掲示板を見て回る
*情報が回ってきたら全部問い合わせる

というような、自分にできることは全部やったんですが、最終的にケルン市の公募に通り、市営のアトリエに入る事ができました。市の公募に通ると市がアトリエを紹介してくれます。そこで条件が折り合えば、家賃の一部と物件契約の際の補償金を市が負担してくれという、ちょっとしたスポンサーシップです(5年間)。

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今回、市が紹介してくれたのはQuatier am Hafenというライン川の右側にある大きな建物で、工場跡地を所有者がアトリエとして改築。その一部をケルン市が借り上げていますが、個人で直接借りているアーティストもいて、展示スペースやダンサーのためのスタジオなどもあります。もう5年前になりますが「出会いのアート」で一緒に展示をしたHeri Gahblerさんもここにアトリエを構えています。

最初は個室を希望していたのですが、現状個室には空きがなく150㎡の大きな部屋が空いていると。よっぽど迷いましたが、個室というこだわりを捨てることに。一人ではとても借りられないから誰かとシェアできないかと市の担当者に伝えると、同じような希望者を紹介してくれて話が前に進みました。

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2階建になっている私たちのアトリエ。私は2階の半分、約40㎡のスペースを借りる事に。一緒に借りる仲間は3人のドイツ人。私より10歳くらい若いながらも、着実にキャリアを積み上げているアーティストたち。直接会ったり何度もメールのやり取りをして、お互いの条件の落ち着くところまで話がまとまって、ようやく契約。共同アトリエの交渉の中で金銭面以上に「このメンバーとならやっていけるな」とお互いが感じられた事が一番大きかったです。

彼らとの共同アトリエの中で、若いアーティストの考え方や作業の仕方、道具の管理の仕方などいろいろ刺激があるんじゃないかととても楽しみにしています。自分が集中しやすい環境を整えるのもアーティストの仕事です。これからじっくりアトリエの準備をしたいと思います。

まず、この場所をスタートにドイツでの一歩を踏み出せることがとっても嬉しい今日この頃です。

2016-10-14 | Posted in 制作Comments Closed