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1ヶ月

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引越して1ヶ月が経ちました。ケルンに着いてから、市役所での住民登録と外国人局での滞在許可証の申請が終わり、銀行口座を開設するなど一通り必要な手続きが完了しました。詳しいことは省きますが、私の場合パートナーがドイツ国籍を持っているので、3年の滞在許可が下りる見込みです。ただ許可証が届くのにあと2ヶ月程かかるとかで、今はそれが届くのを待っている状態。

すでにアトリエを探し始めていて、新しい人と知り合うたびにアトリエを探しているとアピールしてます。ケルン市には市が管理しているアトリエ物件があって、そこは市から補助が出ているので比較的整ったアトリエが割安で借りることができます。ただ希望者も多いのでまずはリストに登録して、運が良ければ連絡がくるということのようです。これはプロフェッショナルのアーティストでないと登録ができないのですが、幸い日本での活動と新しいカタログ、ホームページを見せたら問題ないということで、私も登録できました。知り合った人たちもメールでアトリエ情報を送ってきてくれるので、なんとか年内に条件に合うアトリエを見つけたいです。

様々な手続きの中でドイツではアーティストが職業としてあたりまえに認められているので、職業欄にアーティストとして堂々と書けることがとても嬉しいです。そしてプロであることを示すのに、カタログとホームページはとても役に立ちました。自分のこれまでの日本での活動と今の作品のクォリティーがきちんと認められること、これだけでも勇気が湧いてきます。こんなことで満足していてはいけないんですが、日本で職業を書くことがあるたびに複雑な思いだったので、この自己肯定感は言葉では表せないほどに大きいのです。

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6/2〜5にかけての4日間だけのグループ展も、ドイツでのスタートを切る良い機会になりました。ギャラリストとのやりとりや、プライスリスト、請求書などの書き方も含めて勉強することばかりです。ドイツ人は芸術に関しての新しい試みには寛容で、私の作品に対してもとても良い反応を率直に返してくれました。まだこちらで制作を始めていないので、実感が湧かない部分もあるのですが、もうすぐ画材が日本から届くので水彩画だけでも部屋で始めたいなと思ってます。

アトリエも滞在許可証もその他いくつかの手続きも、今はとにかく待つ状態。よく寝てよく歩いて、ちゃんと食事して。本を読んだり写真を撮ったり。自分をメンテナンスしているような感じです。なんと贅沢な時間。

2016-06-14 | Posted in blog, 制作Comments Closed